Kindle出版で”億超え印税”は本当?誇大広告に惑わされない4つの視点

金おdる出版の億越え印税広告は本当?Profile

私自身、Kindle出版を始めて4年目になります。最近ではKindle出版と並行して、Udemy動画教材にも戦略的に取り組んでいます。そんな私が今回は、印税だけで数千万円、あるいは億単位の収益を生めるのか?という表現に振り回されないための視点を、実体験も交えてお伝えしたいと思います。

結論

まず、考えられません。

なぜそう言えるのか?4つの視点

1. レビューがほとんどない

その方の著書がどれだけ多かろうと、実際にKindleで見ていくと、ほとんどの本にレビューがついていません。売れている本には、良し悪しにかかわらず何らかの評価が自然とつくものです。ほぼ0レビューという状態は、本を量産しただけという可能性が高く、事実に基づかない訴求である疑いが強くなります。

2. 実績を証明する根拠が示されていない

「億超え」「数千万円」という数字だけが独り歩きしていて、その裏付けとなる具体的なデータや証拠が提示されていません。数字だけが先に出てくる宣伝は、根拠のない宣伝である可能性を疑う必要があります。

実証証拠がない

3. 良い評価の履歴が見当たらない

本当にそれなりの実績や収益化に成功しているコンテンツであれば、それに相応する世間の評価が、何らかの形で履歴として残っているはずです。しかし、探しても目立った良い評価記事が見つからないというのは、一つの危険信号だと思います。

4. むしろ悪い評価記事の方が多い

どちらかと言うと、良い評価より悪い評価の方が目立って見つかることが多いのも特徴です。これは、誤解を招く表現によって期待した人ほど、実際とのギャップに落胆しやすいことの表れなのかもしれません。

Kindle出版が未経験の方にとって、大きな利益が出るという表現は魅力的に映りやすいものです。つまり、こうした宣伝のターゲット層は、まさに未経験者に定まっているということになります。宣伝が過度に煽情的で疑わしいコンテンツ商品の場合、作り手側にも、生活費を稼ぐために過度な期待を煽る宣伝をして人目を引こうとする人が一定数いる、というのも事実としてあると思います。

しかし、考えてみてほしいのです。いくら生活が懸かっているからと言っても、中身のない、無謀とも言えるコンテンツを高額で売りさばいた場合、あとあとすぐにばれてしまいます。それに、ノウハウを実践したからといって、みんなが同じように成果に繋がるわけではありません。理由は、受け手のレベルが皆同じではないからです。たまたま自分に合う方法だったからこそ、頑張って成果が上がる、ということもあります。

本当に成果を出している人は、こういう人たちだった

私が実際に見てきた中で、Kindle出版で成果を上げている人には、いくつかの共通パターンがありました。

一つは、5年以上毎日記事を書き、それをKindle本にして、毎週のように出版を積み上げてきた人です。総数70冊を超え、月々数十万円の印税を得ている、という方がいました。これは事実だと思います。理由は、数字でしっかり証明できる人だったからです。

もう一つは、比較的短期間で月20万円の印税を実現した人です。この方はIT関連の仕事に就いていて、もともとAIに近い知識も豊富で、SNS投稿もほぼ毎日、フォロワーもそこそこ多い人でした。ChatGPTをはじめとするトレンドワードも選定しながら、マーケティング力もある若い方で、月20万円以上の印税というのも、十分リアルに近い内容だと思います。

ただ、この短期間で収益化に成功した方でも、フォロワーを増やすまでの期間は含まれていません。また、AIについてもともと全くの素人だったわけでもありません。だからこそ、速いスピードで収益化が実現できた理由も、納得ができます。

トレンドと仕組みの限界

しかし、どれだけトレンドワードを駆使して、今どきの内容のKindle出版を出したとしても、数年先には、AIの進化スピードが速い分、そのトレンド自体が終わっているかもしれません。

また、Amazonの仕組みの一つとして、宣伝をしていない本は、数年経つと露出が少なくなる、という傾向があります。そういった理由もあり、Amazon Kindleだけで、ずっと何もせずに印税を出し続けるというのは、たやすいことではありません。

一定の印税を維持するためには、1、2か月ごとに1冊出す、またはリライトするなど、継続して手を動かし続けなければならないと思います。それを考えると、Kindle出版は、費用(時間)対効果という意味では、大きくはありません。

それでも、Kindle出版には価値がある

一方で、Kindle出版には確かなメリットもあります。権威性を出せること。名刺代わりになること。Kindle出版の活用で今持っているビジネスを加速させてくれること。こうした効果は、しっかりとあります。

それがわかった上で、Kindle出版を大いに活用してもらいたいと思います。


まとめ

「AI×Kindle出版で億超え印税」といった誇大表現に振り回されるのではなく、Kindle出版が本来持っている価値——権威性、名刺代わり、既存ビジネスの後押し——を正しく理解し、活用していくことが大切だと思います。

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