「AIで仕組み化」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
パソコンの画面に英語のコードがずらっと並んでいて、むずかしい設定をいくつもこなして……。そんな光景を思い浮かべて、「私には関係ない話かな」と感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、私も最初はそうでした。
そんな私が今、11月4日の公開に向けて、新しいUdemy講座を作っています。テーマは「Claudeのチャットだけでできる仕組み化」です。
この記事は、新講座の舞台裏をお伝えするシリーズの1本目。今回は、なぜこのテーマを選んだのかをお話しします。
「AIの仕組み化」は、なぜ難しそうに見えるのか
AIを使った自動化や仕組み化の情報は、ここ1年ほどで一気に増えました。
ただ、調べてみると、エンジニア向けの言葉で書かれているものが多いと感じます。
「アプリ連携」「API」「ワークフロー」「定期実行」……。最初のページから、こうした言葉が当たり前のように並んでいます。
もちろん、それぞれ便利な機能です。でも、ふだんパソコンで文章を書いたり、SNSに投稿したりしている私たちにとっては、最初の一歩としてはハードルが高いですよね。
その結果、「よくわからないから、今はいいか」と、入口で止まってしまう。そんな方が、実はたくさんいるのではないかと思っています。
私自身が「チャットだけ」で仕組み化できた話
毎回同じことをAIに説明していた頃
私がAIを本格的に仕事で使い始めたころ、ブログ記事を書くたびに、一から指示を出していました。
「読者は40〜60代の女性で」「やわらかい言葉づかいで」「最後にまとめを入れて」……。
毎回同じことを打ちこんでいるのに、出てくる文章はそのたびに少しずつ違う。便利なはずのAIなのに、なんだか手間が減った気がしませんでした。
AIとのやり取りを少しずつ磨いていった様子は、前回の講座づくりの記事でもご紹介しています。
「型」にしたら、作業がぐっと軽くなった
そこで、毎回くり返している作業を「型」にしてみることにしました。
たとえばブログなら、「ネタを出す」「3つ選んで構成案を作る」「構成案から記事にする」という流れを、それぞれ決まった形でAIに任せるようにしたのです。
すると、一から説明する手間がなくなり、仕上がりも安定してきました。考える時間を、本当に大事なところに使えるようになったのです。
私が仕組み化を進めてきた流れは、こちらの記事でも詳しくまとめています。
特別なツールもプログラミングも使っていない
ここで大事なのは、私がやったことは、特別なツールを入れたり、プログラミングを覚えたりしたわけではない、ということです。
使っているのは、Claudeのチャット画面だけ。ふだんAIに話しかけるのと同じ場所で、仕組み化ができています。
「これなら、私と同じように『エンジニアじゃないから』とあきらめている人にも届けられるかもしれない」。そう思ったのが、今回の講座のはじまりでした。

新講座でこのテーマを選んだ3つの理由
理由① 非エンジニアの目線で教える講座が少ないと感じたから
AIの自動化を教える講座は、すでにいくつもあります。中身のしっかりした、良い講座もたくさんあります。
ただ、その多くは、ある程度パソコンやツールに慣れている人を前提にしているように感じました。
私が届けたいのは、その一歩手前にいる方です。だからこそ、「非エンジニアでもできる」「チャットだけで」という切り口にこだわりました。
理由② 「自分の仕事のどこを型にするか」から教えたかったから
仕組み化でいちばんつまずくのは、ツールの使い方ではないと私は考えています。
実は、「自分の仕事の、どこを型にすればいいのか」が見つからないことの方が、ずっと大きな壁なのです。
型さえ見つかれば、AIへの任せ方はそこまでむずかしくありません。だからこの講座では、「型さがし」の考え方をていねいにお伝えすることにしました。
理由③ 今のうちに一歩踏み出すことに意味があると感じたから
AIの進化は、本当に速いです。半年前にはなかった機能が、今では当たり前に使えるようになっています。
その中で、早めに小さく試してみた人と、「いつかやろう」と見送った人とでは、少しずつ差がついていくのかもしれません。
私自身、仕組み化をはじめてから、時間の使い方が大きく変わりました。だからこそ、「むずかしそう」で止まっている方に、今のうちに一歩目を踏み出してほしいと感じています。

講座ではこんなことをお伝えします
新講座のタイトルは「非エンジニアでもできる、Claudeチャットだけの仕組み化入門|毎回の作業をAIに任せる4つの型」です。
講座では、私がふだんの仕事で使っている「4つの型」を、実演をまじえてご紹介します。
また、各章の終わりには「あなたの仕事なら」という置きかえのパートを入れました。例としてブログを使っていますが、ブログを書かない方でも、ご自分の仕事に当てはめて考えられるようにしています。
1時間ほどで学べる「基礎編」として作っていますので、AIの仕組み化がはじめての方にも取り組みやすい内容です。
公開は、2026年11月4日を予定しています。
まとめ
AIの仕組み化は、エンジニアだけのものではありません。
ふだん使っているチャット画面でも、毎回の作業を「型」にして任せることはできます。大切なのは、むずかしいツールを覚えることより、「自分の仕事のどこを型にするか」を見つけることです。
次回は、シリーズ2本目として「公開前に見落としていたこと」をお届けします。講座づくりの中で気づいた反省点も、正直にお話しする予定です。
公開予定の講座は、Udemy講座一覧ページでもご案内しています。よかったらのぞいてみてくださいね。



