Kindle出版を始めて15冊、ありがたいことにそのうち14冊が新着ランキング1位をいただくことができました。ずっと「Kindleだけ」でやってきた私が、なぜ今になってGoogle Playブックスへの登録に挑戦してみることにしたのか。今日はその経緯を書いてみようと思います。
きっかけは、今作っているUdemy講座が再審査中になったことでした。コース画像に入れていた「$」マークが引っかかったことと、次のコースの宣伝要素を削除してほしいという指摘を受けての再審査です。Udemyでは、宣伝的な要素を入れられるのは講座の最後、ボーナスレクチャーの部分だけなんですね。結果を待つ間、少し手が空いたので、以前から気になっていたGoogle Playブックスの登録作業を進めてみることにしました。
なぜKindleだけでなく、Google Playにも展開しようと思ったのか
とはいえ、単に「販路をもう一つ増やしたい」という話ではありません。以前、Kindleとの違いについて比較記事を書いたことがあるのですが、実際に自分で登録してみないとわからないことがたくさんあると感じていました。
知りたかったのは、KDPと比べたときに、テレアポという営業ジャンルの本がGoogle Play側でどのような評価を受けるのか、そして登録作業がどのくらいスムーズに進むのかという実務的な部分です。比較記事では書ききれなかった「実際にやってみたらどうなのか」を、自分の目で確かめてみたくなったというのが正直なところです。

どの本を選んだか、その理由
登録する本は、15冊の中で一番評価をいただいている一冊に決めました。13年間の保険テレアポ営業の経験をそのまま練り込んだ内容で、成績がビリに近かった著者が2年半かけてコツをつかみ、そこから飛躍的に伸びていく過程を書いています。誰かの受け売りではない、自分自身が体験したことをそのまま形にした本なので、この内容は他の人には真似のしようがないという自負があります。だからこそ、業界にいる方にとって役立つ本になっているはずだと思っていて、Google Play側でどんな評価をいただけるのか、今から楽しみにしています。
実務的な理由もあります。この本はKDP Select(3か月間の独占販売契約)をすでに解約済みで、登録の障害がなかったんです。ほかにも2冊ほどセレクトを解除している本があるのですが、今回は「まず試してみる」という位置づけもあり、一番評価の高いこの本を選んで登録することにしました。

Kindleとの使い分けの考え方
Google Playブックスには、KDPのような「読み放題」の仕組みがありません。その代わり、正規価格の70%というロイヤリティ率で、一冊ごとの購入がそのまま収益につながります。KDPのように読まれたページ数で報酬が変わることもなく、シンプルな都度購入モデルです。とはいえ、登録したからといってすぐに売れるとは限らないだろうとも予測しています。Kindle市場自体が飽和してきていると感じる中で、こうした別の選択肢がどう作用するかは、実際にやってみないとわからない「相性」のようなものがある気がしています。
もうひとつ、今回のGoogle Play挑戦を通して改めて感じているのは、Kindleで15冊出してきた経験がちゃんと活きているということです。量より質とはよく言われますが、実際には量もある程度大事だと思っています。というのも、15冊も出してきたからこそ、「どれが良くて、どれがそれほどでもないか」が自分の中で見えてきたからです。行き着いた結論はシンプルで、良書というのは体験を入れた、読む人の役に立つ本だということ。KDPでは定期的に本を出していかないと、どれだけ高評価でも表舞台に出る回数がどうしても減っていく仕組みがあります。Google Playのような別のプラットフォームではそのあたりがどう違うのか、今回の挑戦を通して知ることになりそうです。まだ結果が出るのは先の話ですが。

まとめ
というわけで、Google Playブックスへの登録は、現状まだ事前審査待ちの段階です。審査が通ったら、実際の登録作業を画面キャプチャ付きで続報として書いてみようと思っています。今のところは、この機会に表紙を少しリメイクしようかと思い立ち、Canvaを開いて手を動かし始めているところです。
KindleとGoogle Playブックスの収益モデルの違いについては、以前こちらの比較記事で詳しくまとめているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
Google Playブックス vs Kindle 徹底比較|初心者はどっちで出版すべき?




