販売地域・端末・サブスクモデル
Google Play ブックス | Kindle (KDP) | |
---|---|---|
販売地域 | 75カ国以上 | 170カ国以上 |
主な読者端末 | Android(Google Play ブックスアプリ)、PC(Web) | Kindleデバイス、Kindleアプリ(iOS、Android、PC) |
サブスクモデル | なし | Kindle Unlimited(KU) |
主な違い:
- Google Play ブックスの販売地域(75か国以上)はKDP(170カ国以上)より少ない。
- KindleではKindle Unlimitedというサブスクリプションモデルに登録する本は、読者に定額で読まれ既読ページ数でのロイヤリティ獲得の可能性がある。
- Google Play ブックスはAndroidデバイス向けに最適化されている。
販売・プロモーション機能
Google Play ブックス | Kindle (KDP) | |
---|---|---|
プロモーション設定 | 割引・無料配信が可能 | KDPセレクト加入でKindle CountdownDeal(タイマーが設置されキャンペーン実施期間が表示される)や5日無料キャンペーンあり (KDPセレクト加入で90日間Kindle独占) |
主な違い:
- KDPでは「KDPセレクト」に加入すると90日間Kindle独占販売となるが、その代わりKindle Unlimitedで対象本が無制限に読まれる可能性が高まる。
- Google Play ブックスでは独占契約がないため、他のプラットフォームと併売が可能。
- Google Play ブックスでは無料販売が標準でできるため、プロモーションの自由度が高い。
自分に合うプラットフォームは?2社で比較

Google Play ブックス
価格設定の自由度が重要な人、無料配布で認知度を高めたい人に向いています。
価格を自由に設定でき、特に無料配信が可能、 ロイヤリティを全価格帯で70%に設定可。無料配布は、他の販売チャネルと並行して販売できる。
またファイルの種類で言うと写真集など画像が多いPDFが向いていると言えます。
複数のチャネルを通じて認知度を高め、画像の多い電子書籍などで、後に有料化する際の布石になることがありますので、独自の価格設定や無料配布を通じて、幅広い読者層にアプローチしたい、またkindleと併用したい人に最適です。
Kindle (KDP)
独占契約(KDPセレクト)で最大の販売戦略とプロモーション効果を狙い売上げたい人に向いています。
KindleにはKindle Unlimited(月々980円特定の書が読み放題)を活用してKEMP数(読むために開いたページ数)の報酬も得られるプロモーションがある。
独占契約(KDPセレクト)でKindle Unlimitedなど各種プロモーションには読み放題で利益を獲得する以外にも、5日間無料キャンペーン、カウントダウンキャンペーンなどがあります。
独占契約(KDPセレクト)で新着ランキング1位を狙いたい、各種プロモーションを利用し、広範囲でスピーディーに読者を増やし収益を拡大したい方に向いていると言えます。
迷ったときの決め方のポイント
両プラットフォームについて言うなら、表紙準備や原稿ファイル、登録作業などは自分で行う必要があります。そのため2社で迷ったら、扱うジャンルや目的によって決めるのがベストとだと思います。
著者の例
私は、最初からビジネス本を3冊続けて『kindle』を選びました。理由はkindleではビジネス本が強く、読者ターゲットが多いのとKindleには豊富なキャンペーンがありこれを利用して、初出版から新着上位(1位)を狙っていたためです。
勿論、上位ランキングを狙うためには、出版前から何度もSNS発信で出版予告をするなど努力もしました。
実際の新着ランキング1位を獲得した画像が下記にあります。
新着上位を狙いたい方には、kindleはたいへんおススメです。
ちなみに、私は同じ原稿ファイルや表紙データを、幅広い読者獲得のために、Googleplayブックスや他のプラとフォームにも出してみようと思います。

kindle出版のサポートに興味がある方は、コンテンツオートデザインで「電子書籍出版全過程コース」「チャットGPTで文章作成コース」「Canvaデザイン表紙作成コース」・・などをご提供しています。
ご興味のある方、ネタで迷っている方は、下記より『お問い合わせ』ください。