本を出さなくても仕組み化できる|50代が無理なく続けられる3つのルート 

50代が長く続く仕組み化3つ仕組み化Design
・電子書籍1冊出しただけで燃え尽きる50代が多い?
・仕組み化したいのに次の一歩が重いって本当?
・実は本を出さなくても仕組み化できる?

「仕組み化したい。でも何から始めればいい?」

50代でそう感じている方は多いと思います。私自身、電子書籍1冊目を出した後、燃え尽きてしまい、次のステップに進むまでに相当な時間がかかりました。

体力も気力も使い果たして「もう無理かも」と感じた経験があるからこそ、今はっきり言えることがあります。

仕組み化に、電子書籍は必須ではありません。

50代からでも無理なく続けられるルートは、実は3つあります。自分の体力・スキル・生活スタイルに合ったルートを選ぶだけで、仕組み化への道はぐっとラクになります。

 

50代が仕組み化を目指す時、最初につまずく理由はほぼ共通しています。

それは「最初の一歩に全力を使いすぎてしまう」ことです。

私が電子書籍1冊目を出版した時のことを振り返ると、原稿を書くこと・表紙を作ること・KDPへの登録・プロモーション、すべてが初めてで、正直かなりの体力と時間を消耗しました。

出版できた達成感はあったものの、そこから「次の仕組みを作ろう」という気力はほとんど残っていませんでした。

これは意志が弱いのでも、やる気がないのでもありません。50代以降の体力では、それが自然なペースなのです。

ぼちぼちやるしかない。それを受け入れることが、長く続けるための第一歩です。

 

ルート1:電子書籍×仕組み化

電子書籍出版は、仕組み化の中で権威性が最も高いルートです。

Amazonで著者として名前が残り、「本を出している人」という信頼感は他のコンテンツでは簡単に作れません。集客・信頼・販売導線のすべてに電子書籍は強力に機能します。

しかし体力消耗が大きいというデメリットがあります。

私が2022年に最初の本を出した時、出版コミュニティに属していました。その半年間で、本を出すことさえできない人が数人いたことを今でも覚えています。

一人の方はなかなか進まず、ネタも納得がいかない様子でした。そこで私が絵本を提案したところ、なんとか無事に出版でき、新着1位も取ることができました。コミュニティに属していながら進めなかった方がいました。それがほぼマンツーマンのサポートで2〜3ヶ月で出版できました。それは正直驚きでした。

なぜ絵本が良かったかというと、架空のストーリーを自由に書けること、そして絵を手書きではなくAIで作れたことが大きな要因でした。文字が多い本はAIを活用しても書くのも、まとめるのも大変です。その点絵本は自由度が高く、取り組みやすいのです。

それでもその方は、1冊出し終えた後、家庭の事情もあり次の文字本を勧めても気が乗らない様子でした。1冊の絵本でさえ、心身の力を出し切ってしまったのでしょう。

同じコミュニティに、俳句の本を出した方もいました。Epub化を外注したものの出来栄えが納得いかず、細かい設定にこだわり続けた結果、「1冊出せたけど2冊目はもう考えられない」とおっしゃっていました。最初の作品に全力を注ぎすぎて、疲れ切ってしまった典型的な例です。

初心者が1冊出すと次のステップまで腰が重くなるのは、意志の問題でも、やる気の問題でもありません。それだけのエネルギーを使うのが、電子書籍出版というものなのです。

また、そのコミュニティでは表紙デザインはプロのデザイナーに数万円かけて依頼すべきと推奨されていました。確かに実績あるデザイナーに頼めばセンスの良い表紙が得られるでしょう。しかし電子書籍は通常無料で出版できるもの。表紙だけに何万円もかけるのは、特に複数冊出したい人にとっては経済的に苦しくなります。

ただしクラウドソーシングなどを活用すれば、価格競争もあり1点3,000円前後から依頼できるところもあります。予算に応じて賢く使い分けることが大切です。

Canvaを使えば表紙を自分で作ることもできます。具体的な方法はこちらで解説しています。

 

Canvaでプロ並みの電子書籍の表紙を作成!PCで初心者でも20分でプロ級に作れる方法
キャンバアプリを使って簡単に電子書籍の表紙を作成しましょう。電子書籍も2冊目以降となると自分で表紙デザインを作ってみたくなります。操作の手順を覚えれば案外簡単に作成できますよ。希望を持ってがんばってくださいね。

 

このルートが向いている人

  • じっくり深く1テーマを掘り下げたい人
  • 権威性を最優先したい
  • ぼちぼち取り組むペースを受け入れられる

50代以降でこのルートを選ぶなら、1冊出したら十分休む前提で計画することを強くおすすめします。

Kindle本×仕組み化

 

ルート2:SNS×仕組み化

実は多くの人がすでに自然とやっているのが、このルートです。

X(旧Twitter)・Facebook・YouTubeなど、まず1つのSNSを使えるようになるところから始める。それだけで仕組み化のベースは十分作れます。電子書籍と比べると体力的な消耗が格段に少なく、50代からでも始めやすいルートです。

ただし注意点があります。どんなSNSでも、定期的に投稿し続けなければエンゲージメントは上がりません。たまに投稿するだけでは、アルゴリズムにも読者にも認識されないからです。

だからこそ「なんとなく投稿する」ではなく、意識的に仕組みとして設計することが重要です。

私自身、Xはまだ開始したばかりですが、現在毎日1回の予約投稿を設定しています。継続するために仕組みを作る、これが体力を消耗せずに発信を続けるコツです。

なお最近はTikTokで投稿が削除されるケースが増えています。プラットフォームのルール変更に振り回されないためにも、自分が長く続けられる・得意なSNSを1つ選ぶことが先決です。

発信を続けながら、SNSの投稿にはLINEなどへのリンクを必ず貼るようにしましょう。LINEはリッチメニューを設定することで定期配信もでき、読者とより親しい関係を築けます。SNSは集客の入口、LINEは関係を深める場所、という役割分担が理想的です。

SNSからLINEへの導線の作り方はこちらで詳しく解説しています。

 

SNSからLINEへ自然に誘導する方法|TikTok規制後でも集客できる仕組みとは ?
・SNS LINE 誘導とは? ・LINEステップ配信とは? ・リッチメニューとは? SNSからLINEへ自然に誘導する方法とは?...

 

 

仕組みとして設計する具体例としては

  • 投稿テーマを曜日ごとに決める
  • 予約投稿機能を使って週単位で管理する
  • 1本のブログ記事から7本の投稿を作る
  • LINEリッチメニューで定期配信を自動化する

といった方法があります。

ただしその前に、「誰に・何を・どのように発信するか」を明確に決めることが最重要です。ターゲットとテーマが定まっていないまま投稿を続けても、フォロワーはなかなか増えません。まずここを固めてから、仕組みを乗せていくのが正しい順番です。

このルートが向いている人

  • まず発信習慣を作りたい
  • 体力・時間に限りがある
  • 電子書籍はまだハードルが高いと感じている

SNS×仕組み化

ルート3:Udemy×仕組み化

電子書籍とUdemy講座、どちらも「自分の知識を商品にする」という点では同じです。しかし制作のしやすさは大きく異なります。

電子書籍(絵本・写真集以外)は文字が主役です。そのため文字の行間・段落設定など細かい設定が必要で、レイアウトが苦手な人にはハードルが高くなります。

電子書籍のレイアウト形式についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

15冊出版してわかった!PDF固定レイアウトとリフロー型の正しい選び方|Kindle出版初心者向け完全解説
・PDFとリフロー型、どちらで出版すればいい? ・スマホで読みやすいのはどっち? ・絵本・レシピ本・文章本、それぞれ何を使えばいい? そもそもPDF固定レイアウト...

 

またAIを活用して文章を作る場合にも注意が必要です。AI文章には独特の癖があります。同じ表現を何度も使う、人間味が感じられない、事実ではない情報が混入するといった問題が指摘されています。AIの癖を理解していないと適切なプロンプト(質問)が作れず、結果として中途半端な文章しか生成されません。

最近「Kindle出版がAIで簡単になった」と言われますが、AIの特性を理解してうまく使いこなせる人でなければ、文字の多い本の出版はやはりハードルが高いというのが私の実感です。

一方Udemy講座はどうでしょうか。

私は現在、Canvaアプリだけで収録する動画講座を制作しています。テンプレートを使いながらサクサク進められ、細かいデザイン設定は不要です。収録環境さえ整えれば、Kindle本を出すよりもずっと楽に制作できると感じています。

私が制作した「Kindle出版動画講座」のテンプレートは30種類以上あり豊富で、文章作成のテンプレートやタイトル作成テンプレートに読者プレゼント作成テンプレートなどいろいろありますが、数が多いので使い方を学ぶだけでも時間がかかる場合があります。その点Canvaのテンプレートは直感的に使え、使い分けることが少ないので、制作のスピードが全然違います。

実際の講座の内容はこちらからご確認いただけます。

Kindle出版 初心者 講座│Udemyデビュー作!テンプレートでラクラク・出版からマーケティングまで4.5時間54レクチャー
Kindle出版を初めて学ぶ方向けの動画講座です。テンプレート15種類を使ってネタ出しからSEOタイトル・本文作成・KDPキャンペーン戦略まで4.5時間54講座で完全解説。初期投資ゼロ・スキマ時間でスラスラ出版できます。14冊Amazonランキング1位著者が半年かけて制作した渾身の講座です。

 

また、講座の長さとスライド制作についても、考えが変わってきました。一作目の動画教材は、制作自体はKindle本より格段に楽でした。ただ初めてということもあり、スライドの装飾に凝りすぎてしまい、半年以上かけて54レクチャーという大作になってしまいました。振り返ると、その規模は作り手にとっても受講者にとっても決して理想的ではなかったと感じています。今は、スライドはシンプルに、長くても3時間以内の短い講座を複数本出す戦略の方が双方にとって都合がいいという考えに変わりました。短くまとまった講座の方が、受講者はすぐに成果を実感しやすく、作り手は複数テーマで展開しやすいからです。

さらに重要なのがSNSとの組み合わせです。どれだけ素晴らしいUdemy講座を作っても、SNSで発信する時間がなければだれにも届かない講座になっていしまいます。Xの予約投稿などを活用して、常に宣伝を怠らない仕組みを作ることが必須です。

Udemy講座を数本出して、SNSで発信し、LINEへ誘導する。この流れは質が高くかつ作りやすい仕組みだと感じています。

このルートが向いている人

  • 文字を書くより話す・見せる方が得意
  • 細かいレイアウト設定が苦手
  • 複数のテーマで展開したい
  • SNS発信にある程度慣れている

Udemy×仕組み化

まとめ : 自分に合ったルートから始めればいい

50代からの仕組み化に、決まった正解はありません。

大切なのは今の自分の体力・スキル・生活スタイルに合ったルートを選ぶことです。

3つのルートをおさらいすると

📗電子書籍×仕組み化 権威性は最強。ただし体力消耗が大きいので、1冊出したら十分休む前提で計画する。

📱SNS×仕組み化 敷居が低く始めやすい。まず1つのSNSで発信習慣を作り、LINEへの導線を整える。SNSにまだ不慣れな方はここからスタートがおすすめ。

🎬Udemy×仕組み化 Canvaだけでサクサク作れて、電子書籍より制作ハードルが低い。SNS発信と組み合わせることで仕組みとして機能する。

さて、あなたは今、3つのルートのどこにいますか?どこからスタートしても、正解です。 

ステップアップの目安としては

  1. まずSNSを1つ使えるようにする → SNS×仕組み化
  2. SNSに慣れてきたらUdemy講座を1本作る → Udemy×仕組み化
  3. 権威性をさらに高めたい時に電子書籍を出す → 電子書籍×仕組み化

この順番で進めると、体力を消耗せず無理なく仕組みを育てていけます。

50代以降は「ぼちぼちやるペース」が前提です。焦らず、自分のペースで、一つひとつ積み上げていきましょう。

 

 

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