・ChatGPTを使えば本当に書けるの?手書きとどう違うの?
・そもそも、自分に「本を書く力」なんてあるのだろうか?
そんな疑問を持ったまま、最初の一歩が踏み出せずにいませんか? この記事では、最初の数冊を手書きで仕上げ、その後ChatGPTを活用するスタイルに移行してきた著者・美月が、両方の経験から「電子書籍の書き方」を序章から構成のコツ、編集まで丸ごとお伝えします。50代で出版をスタートし、15冊・14冊1位を達成した実体験をもとに、初心者でも再現できる書き方の型を、一緒に確認していきましょう。
「書けない」のは、あなたのせいじゃない
「電子書籍、書いてみたい。でも何から始めればいいのかわからない」
そう感じているあなたへ。この記事は、そんな迷いを持つ人のために書きました。
私、美月が電子書籍を書き始めたのは、会社員時代の50代。最初の数冊は、すべて手書きでした。当時はオンラインの出版スクールで学んでいましたが、「テーマが決まらない」「序章をどう書けばいいかわからない」という壁にぶつかり続けました。
「こんなに迷うなら、自分には向いていないのかもしれない」と何度も思いました。
でも、そこで諦めなかった。ライティングの本を何冊も読み漁り、同じジャンルの本を5冊比較して共通の構成を分析し、書いては直し、また書いては直す。そうして少しずつ自分なりの書き方の型を作っていきました。
今ではKDPで15冊を出版し、14冊で新着1位を獲得できました。
ChatGPTが使えるようになった今、状況はさらに変わっています。ゼロから手書きしなくても、AIのサポートを受けながら原稿が作れる時代です。ただ、「AIに任せればいい」というわけでもない。この記事では、手書きとChatGPT活用の両方を実際に経験した立場から、それぞれのコツと使い分けを、正直にお伝えします。
この記事を読み終えたとき、「よし、書いてみよう」と思えるはず。一緒に進みましょう。
電子書籍の書き方の全体像を把握しよう
まず「地図」を持つことが、一番の近道です。
書き始める前に、電子書籍の制作全体の流れをざっくり把握しておきましょう。行き当たりばったりで書き始めると、途中で迷子になります。
原稿作成の基本ステップはこちらです。
- テーマと読者ターゲットを決める
- 同ジャンルの本を複数リサーチし、共通トピックを洗い出す
- 構成(章立て)を作る
- 序章と各章を執筆する
- 見直しと編集を行う
手書き(自力執筆)の場合
紙やWordに構成を書き出し、各章のキーワードや伝えたいことをメモします。一度に完璧に書こうとしないことがポイントです。「まずたたき台を作る」という感覚で進めると気持ちが楽になります。
ChatGPTを使う場合
「○○をテーマにした電子書籍の章立てを考えてください」と指示するだけで、構成の骨格を出してくれます。ただし、AIが作った構成はあくまで「素材」。自分の経験や読者への思いを反映させながら、手を加えることが大切です。
どちらの方法でも、最初に全体の地図(構成)を決めることが、スムーズな執筆への第一歩です。

テーマの選び方についてはこちらも参考に

テーマの決め方と「序章」の書き方のコツ
多くの人が躓く、最初の2つの壁
電子書籍を書こうとしたとき、ほとんどの方がまずここで詰まります。「テーマが決まらない」と「書き出しがわからない」。この2つです。私も同じでした。
テーマの決め方
手書き時代の私がやっていたのは、同じジャンルの本を5冊読んで、共通して取り上げられているトピックを書き出す方法です。「どの本にも出てくる=読者が知りたいこと」という発想です。
ChatGPTを使う場合は、こんなプロンプトが効果的です。
「40代以降の女性が副業で電子書籍出版を始めるときに直面する悩みを5つ挙げ、それぞれに対応するテーマを提案してください」
漠然とした問いより、読者像を具体的に絞った方が、使えるアイデアが出てきます。ヤフー知恵袋やGoogleのサジェスト機能で「よく検索される言葉=リアルなニーズ」を調べるのも、有効な手段です。

序章の書き方
序章は、本の「顔」です。ここで読者が「続きを読みたい」と思うかどうかが決まります。私が学んで実践してきた序章の構成はこうです。
- 読者の悩みを言葉にして共感を示す
- その悩みの原因や「なぜ解決できないか」の現実を伝える
- 自分も同じ悩みを抱えていたこと、どう乗り越えたかの概要を話す
- なぜこの本を書こうと思ったかを伝える
- この本を読めば変われるという励ましで締め、本章への橋渡しをする
「あなたは○○で悩んでいませんか?」という呼びかけから始めると、読者との一心同体感が生まれます。心の声を「」でくくって表現するのも、読者の心に刺さる技法です。

出版の全体の流れはこちらで解説しています 。
https://contents-autodesign.online/5steps-of-e-publishing/
ChatGPTなどAIを使ったスピード出版の詳細はこちら

本文の書き方と、読まれる文章のコツ
「型」を持つと、迷わず書ける
本文執筆の大きな助けになるのが、PREP法という文章構成の考え方です。
P(結論)→ R(理由)→ E(例・具体例)→ P(結論)
この順番で書くと、論理的でわかりやすい文章になります。全ての段落に使う必要はありませんが、大切なポイントを伝えるときに適材適所で取り入れると、読者が迷子にならずに読み進められます。
語尾の単調さを避ける工夫
「です。ます。です。ます。」が続くと、単調で眠くなります。語尾にリズムをつけましょう。
「〜なんです」「〜ですよね」「〜してみてください」「〜でしょう」など、語尾を少し変えるだけで、文章に表情が生まれます。
手書き執筆のリアル
自力で書く場合は時間がかかります。でも、だからこそ感情が入る。私は手書きで書いた本ほど、読者からの「心に響いた」という感想をいただくことが多かった。自分の体験、迷い、乗り越えた瞬間の感情が、そのまま文章に宿るからだと感じています。
ところで、こんな不安を感じたことはありませんか?
『AIに頼りすぎると、自分の文章力がつかないのでは…』
ChatGPT活用のリアル
シンプルな指示で書いたAI文章は、整っているけれど「味気ない」。なぜか人を引き込まない。これは私が実際に感じたことです。
ではどうするか。プロンプトに自分の経験を具体的に盛り込むことです。
「この章のテーマに関する私の具体的な経験は〇〇です。その中で印象に残っている場面は〇〇で、そこから得た教訓は〇〇です。この体験をベースに、共感を呼ぶ文章を作ってください」
このように「あなたの言葉」を素材として与えると、AIが生成する文章の質がぐっと上がります。AIはあくまで道具。あなたの体験は、AIには語れません。
タイトル・見出し・編集で、本の完成度を上げる
タイトルと見出しは、「看板」です
どんなに内容が良くても、タイトルと見出しが弱いと読まれません。Amazonでは検索に引っかかるかどうかで、手に取ってもらえるかが変わります。
タイトルを考えるときは、Amazonの検索サジェストやランキングを確認しましょう。「○○の方法」「○○のコツ」「はじめての○○」のように、具体的で検索されやすい言葉を入れるのがポイントです。
ChatGPTを使う場合は「SEOを意識したKindleのタイトル候補を5つ作ってください。テーマは〇〇、読者は〇〇です」と指示すると、複数の候補から選べます。
見出しにも読者への「問いかけ」を入れる
「なぜ序章が重要なのか?」のように問いかけ形式の見出しにすると、読者が「そうそう、それが知りたかった」と思いながら読み進めてくれます。
書き上げたら「一晩置いて」から見直す
書き終わった直後は、ミスに気づきにくいものです。少し時間を置いてから、声に出して読むと、「あ、ここ変だ」という部分が見つかりやすくなります。
一文は40字以内を目安に。長い文は2つに分けましょう。難しい言葉は簡単な表現に置き換え、不要な接続詞は削る。そうするだけで、ぐっと読みやすくなります。
おすすめ執筆ツール3選
- Microsoft Word:音声入力(ディクテーション機能)が使えるため、手が疲れにくい。校正・コメント機能も充実。
- Googleドキュメント:クラウド保存でどこからでもアクセス可能。共同編集にも対応。
- Scrivener:長文執筆に特化。章ごとに管理でき、構成を考えながら書きたい人に最適。
KDPへの出版手順はこちらで詳しく解説しています

まとめ|あなたらしい「書き方」で、一冊目を完成させよう
手書きにもChatGPTにも、それぞれの良さがあります。
手書きは時間がかかるけれど、感情が入る。ChatGPTは速いけれど、使い方を工夫しないと「どこかで読んだような文章」になる。
結論をひとつ言うとすれば、「どちらか一方」ではなく、「うまく組み合わせる」ことです。
構成はChatGPTで下書きして、自分の体験や感情は自分の言葉で加える。見直しはChatGPTに「もっとわかりやすく直して」と頼みながら、最後の仕上げは自分でやる。このスタイルが、現代の電子書籍執筆の現実的な姿だと感じています。
「型にはめ込みすぎないでリラックスして書くこと」、これが私が手書き時代から学んだ、一番大切なことかもしれません。
完璧な原稿を目指さなくていい。まず、一章書いてみてください。書き始めれば、次の言葉は必ず出てきます。あなたの経験は、だれかに必ず届きます。
現在、この記事でお伝えした「電子書籍の書き方の型」をそのまま使えるライティングテンプレートを、コースとしてまとめています。
AIにまかせっきりではなく、文章の構成を学習したい方向けのコースです。
名称は「中間系ライティングテンプレート」。自分の経験と調査・研究の両方を組み合わせた”二刀流”で書く方法で、自己執筆でもAI活用でも使える実践的な内容です。
序章・各章・まとめのテンプレートが揃っており、穴埋め形式で書き進められるため、「何を書けばいいかわからない」という状態からでもスタートできます。
近日リリース予定です。リリースの情報はLINEにて優先的にお知らせします。
コンテンツオートデザインでは、電子書籍出版の方法をまとめたUdemyコース(54レクチャー)を提供しています。「書き方」から「KDPへの登録・出版」まで、ステップごとに学べる内容です。詳細記事はこちらからどうぞ。




