日本で利用できる電子書籍サービス
日本で利用できる電子書籍サービスを徹底比較しよう!この記事では個人出版ができる主なサービスの比較情報をご提供しています。
Kindle(Amazon)
- 特徴: 世界中で利用される最大規模の電子書籍サービス。日本でもビジネス書、文学作品、ライトノベル、マンガなど幅広いジャンルで豊富なラインアップを提供し、個人の電子書籍の出版にも対応。
- 強み:
- Kindle Unlimited 月額980円で2万冊以上が読める。
- セルフパブリッシングが手軽。(個人で気軽に出版できる)
- Amazonの強力なマーケティングアルゴリズムで多くのユーザーにリーチ可能。
楽天Kobo
- 特徴: 楽天が提供する電子書籍出版サービス。楽天ポイントが使える・貯まるため、楽天ユーザーにとって使い勝手が良い。個人の電子書籍の出版にも対応。
- 強み:
- 国内のビジネス書や実用書も充実。
- Kobo専用端末やアプリで快適に読書ができる。
- 楽天経済圏のユーザーに向いている。
BKIC(2024年9月1日より、ブリック出版はクロスフォリオに統合され、「クロスフォリオ出版」)
- 特徴: トッパングループが運営する電子書籍サービス。マンガを中心に幅広いジャンルをカバーし、独自クーポンや割引キャンペーンが豊富。
- 個人の電子書籍の出版にも対応。
- 強み:
- 豊富なキャンペーンで低価格購入が可能。
- TSUTAYAやCCCグループとも連携。
Apple Books
- 特徴: iPhoneやiPadで利用可能なAppleの電子書籍サービス。直感的なUIで使いやすいが、日本市場では他のサービスほど広くは利用されていない。個人の電子書籍の出版に対応している。
- 強み:
- Apple製品との高い連携。
- 書籍以外にオーディオブックも充実。
Google Play ブックス
- 個人の電子書籍出版に対応。
- 特徴: Androidユーザーに最適化された電子書籍サービスで、書籍やオーディオブックを提供。
- 強み:
- Googleアカウントでシームレスに利用可能。
- プロモーション価格やキャンペーンが頻繁に行われる。
- ハイブリッドプラットフォーム。
個人で気軽に出版できる電子書籍サービス
プラットフォームは、一般の人が個人で比較的気軽に電子書籍を出版できるところと、そうでないところがあります。
今回は個人が出版できるプラットフォームでそれぞれの特徴と、出版する際の利点を簡単に解説します。
プラットフォームは、一般の人が個人で比較的気軽に電子書籍を出版できる環境を提供しています。それぞれの特徴と、出版する際の利点を簡単に解説します。
Kindle Direct Publishing (Kindle)
- 対象プラットフォーム: Kindle(Amazon)
- 出版のしやすさ:
- 個人でも無料で登録可能。
- WordファイルやPDFなどで直接アップロードし、自動で電子書籍に変換できる。
- 審査プロセスは通常24~48時間程度。
- 利点:
- 世界中のAmazonユーザーにリーチできる。
- ロイヤリティが70%(条件あり)。または35%
- 自分のペースで価格や内容を管理可能。
- デメリット:
- 販売に対する競争が激しい。
- マーケティングを自力で行う必要がある場合も。
楽天Kobo Writing Life
- 対象プラットフォーム: 楽天Kobo
- 出版のしやすさ:
- 無料で登録でき、書籍ファイルをアップロードするだけで出版可能。
- EPUBファイルに対応。
- 審査期間が短い。
- 利点:
- 楽天ポイントが利用されるため、購入につながりやすい。
- 自分で価格を設定可能。
- 楽天経済圏のユーザー層を狙いやすい。
- デメリット:
- Kindleに比べてユーザー数がやや少ない。
- 書籍デザインやフォーマットに関するガイドラインが比較的厳密。
Google Play ブックス
- 対象プラットフォーム: GoogPlay ブックス
- 出版のしやすさ:
- Googleのパートナーセンターに登録すれば簡単に書籍のアップロードと販売が可能。
- EPUBやPDFファイルを使用できる。
- GoogPlay ブックス!利点:
- 世界中のAndroidユーザーにアプローチ可能。
- 初期費用がかからない。
- デメリット:
- Google Playでの書籍探しのユーザー数がKindleより少ない。
- 書籍ファイルの適切な設定や編集が求められる。
BKIC(2024年9月1日より、ブリック出版はクロスフォリオに統合され、「クロスフォリオ出版」)
1.対象プラットフォーム: BookLive!他多数
2.出版のしやすさ:ブリック出版は、個人でも手軽に電子書籍を出版できるよう設計されています。作品登録、契約確認、原稿納品、データ監修などの作業を一括管理できるため煩雑な事務作業を効率化しています。
3.利点:
還元率: 最大80%の還元率を提供しており、収益性が高い点が魅力です。
サポート体制: 電子書籍化に必要な各種作業をサポートするシステムが整備
4.デメリット:競争の激化: 多くの作品が配信されるため、他の作品との差別化やプロモーションが重要となります。
ジャンル
- オリジナルの同人誌
- 一般に販売されたが作者に権利が戻ったマンガやイラスト集
- 少年・青年・少女・女性向けコミックなど
その他の個人の電子書籍出版が可能なサービス

えみ
出版が可能なサービスって多そう。迷うばかりでどうしたいいのでしょう・・。

美月
そうですね。次の特徴をみて決めたらいいと思いますよ。
特徴を考えて初心者におすすめの選択肢
- 全ジャンル対応なら: Kindle Direct Publishing(Kindle)が最適。アクセスするユーザー層が最大規模。
- 楽天経済圏でアプローチしたいなら: 楽天Kobo。独自ポイントや日本国内の知名度で読者を取り込みやすい。
- Androidユーザーをターゲットにしたいなら: Google Play ブックス。
- 特定分野で深く販売したい場合: DMMブックスが良い選択肢。
- 原稿の提出だけ準備して他の作業を丸投げするならブリック出版(2024年9月1日より、ブリック出版はクロスフォリオに統合され、「クロスフォリオ出版」)
個人出版を検討する際は、ターゲット読者層や販売目的に応じて最適なプラットフォームを選ぶとよいでしょう。
コンテンツ オートデザインでは、ユーザー層の多いAmazonKDPでの出版をおすすめしていますが、楽天ショッピングを使う人は、楽天Koboもおすすめです。
主なおススメ電子書籍サービスの比較情報はこちらから。↓
“初心者のための電子書籍出版“Kindle と楽天Koboで比較!
“初心者のための電子書籍出版“Kindleとブリック出版で比較!
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