この記事では、15冊出版・14冊新着1位を獲得した著者が、費用・印税・集客・失敗談まで本音でお伝えします。「出せば売れる」と思っていた私が、実際に体験してわかったリアルな話を包み隠さずお伝えします。ぜひ出版前の参考にしてください。
Kindle出版のメリット
✅ 低コストで始められる
Kindle出版は、印刷や在庫管理が不要なため、初期費用ゼロで出版が可能です。
必要な環境はこれだけです。
- PCとWi-Fi環境
- 文章作成ソフト(Word・無料)
- 表紙作成ツール(Canva・無料)
- AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)アカウント(無料)
近年はAIを活用することで、文章が苦手な方でも費用をかけずに作家デビューが可能になりました。私自身、現在はChatGPTを活用することで、本文だけなら3日程度で書き上げることもできています。1冊目にかかった4か月から考えると、大きな変化です。
✅ ロイヤリティが高い
Kindle本の販売価格に応じて、最大70%のロイヤリティを得られます。一般的な紙の書籍の印税が10%前後であることを考えると、個人出版としては非常に魅力的な数字です。
さらに、KDPセレクト(Amazon独占販売)に登録すると、Kindle Unlimited会員が本を読んだページ数に応じて1ページあたり約0.5円の印税が別途発生します。これは販売以外の収益源になります。
✅ 世界中の読者に届けられる
Kindleストアを利用すれば、日本だけでなく海外の読者にも販売できます。私自身、絵本「うさぎのゆめのおうち」の英語版(The Rabbit’s Dream Home)を2023年に出版しました。
ただし正直に言うと、海外市場の競争は相当激しく、日本語版と比べて印税率は低めです。国内の読者をターゲットにした方が、現実的には結果が出やすいと感じています。

電子書籍のメリット・デメリットについて知ることは大切ですが、「PDF形式」と「リフロー型」の違いも理解しておくことも重要です。
読みやすさや表示方法に大きく影響する
▶ Kindle出版のPDFとリフロー型の違いはこちら

Kindle出版のデメリット|14冊出版してわかった本音
❌ 「出せば売れる」は大きな誤解だった
私も最初は「電子書籍は出せば売れる」と思い込んでいました。しかし実際はまったく違いました。
初出版は2022年10月。「おもしろいほど取れる最強テレアポ術」という体験本を出しました。当時は出版コミュニティに属していたため応援もあり、初速で1位を獲得できました。しかし、初月の売り上げは数百円程度。その後も月平均3,500円〜5,000円程度の印税が続く状態でした。
その後、引っ越しなど環境の変化で1年以上出版を完全に停止した時期がありました。このブランクの影響は大きく、KDPのおすすめに乗りにくくなった感覚があり、再挑戦したときに以前の勢いを取り戻すのに苦労しました。
継続的な宣伝と新刊出版の両方が不可欠だと、この体験から強く感じています。
❌ AIに任せすぎると「人間味のない本」になる
これは私が最近最も反省していることです。
多忙な時期にAIで量産することに偏った結果、最小限のストーリーしか入っていない、あっさりとした内容の本になってしまいました。読者に感動を与えない、人間味の欠ける本です。
14冊を振り返って気づいたのは、体験を盛り込んだ本が長期的に売れ続けるということです。最初に出したテレアポ本は、特別な宣伝をしなくても年間を通して売れ続けました。それは自分の実体験と失敗談が詰まっていたからだと思っています。
❌ 競争が激しく、埋もれやすい
❌ 競争が激しく、埋もれやすい
Kindleストアには膨大な数の電子書籍が存在します。同じジャンルの中で目立つための工夫が必須です。
私が最も重視してきたのが表紙とタイトルです。電子書籍は紙の本と違い、画面上の小さなサムネイルで瞬時に判断されます。そのため次の3点を意識してきました。
- タイトルは表紙いっぱいに大きく、内容が一目でわかるように
- 「誰の」「どんな悩みを」「どう解決するか」が伝わるタイトル+サブタイトルに
- デザインはコントラストを効かせ、シンプルかつ目立つ色合いに
「内容はそのままで表紙だけ変えたら売れるようになった」という話はあちこちで聞きます。それほど表紙とタイトルの影響は大きいのです。
では、どんな表紙が効果的なのでしょうか。最初はどんな表紙がよいかさえわからなかった私も、試行錯誤を重ねた結果、今では無料アプリCanvaでプロ仕様の表紙が作れるようになりました。
👉 表紙の作り方はこちらで詳しく解説しています。↓

❌ SNSフォロワーがいないと初速が出にくい
2022年頃の私はFacebookしかやっておらず、拡散力のあるXやInstagramの活用方法をほとんど知りませんでした。
フォロワーが数千人以上いる人が出版する場合と、何の戦略もなく出版する場合とでは、初速も継続購入も圧倒的な差が出ます。これは現実です。
ただし、フォロワーがいなくても出版前後に最低限の宣伝(SNS投稿・KDPの無料キャンペーン)を実施することで、認知を広げることはできます。

14冊出版して気づいた「本当に大事なこと」
最近の宣伝の工夫で、書籍のダウンロード率は徐々に回復傾向にあります。少しずつですが、確実に。
この経験から、Kindle出版で長く成果を出し続けるために大切だと感じていることをまとめます。
- 体験に基づいた本文を書く AIはあくまでアシスタント。失敗談や実体験を盛り込むことが読者の心を動かす
- 出したら終わりにしない 定期的なKDPキャンペーンやSNS宣伝で認知を継続させる
- 新刊または改定版を定期的に出し続ける それ自体が最大の宣伝になる
- 表紙とタイトルに最大限こだわる 内容より先に「手に取ってもらえるか」が勝負
Kindle出版は、初期費用ゼロで誰でも作家になれる素晴らしいプラットフォームです。しかし「出せば売れる」ではなく、戦略と継続が成功のカギです。
ぜひ、出すなら「出したら終わり」ではなく、自分で時々宣伝することを忘れないでください。
コチラの著者体験記事も大変役立つ内容です。↓ぜひご覧くださいね。

また、PCではなく気軽にスマートフォンで副業出版などを始めたい方への記事は以下が参考になります。

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